J. E. T 活 動 記 録
2008年 1月 18日記

活動名 第10回 霧穴合宿
活動内容 骨・生物採集、ファンケイビング
入洞洞窟 霧穴、阿曽の風穴
場 所 三重県度会郡
日 程 2008/1/5、6
参加者 稲垣さん、阿部さん、小粥さん、チカノ
使用車両 小粥号、阿部号、チカノ号(アルト)
会 計 食事(各自)、交通費(各自)
毎年、恒例の年末年始、霧穴合宿。
今年はいつものように10日間キャンプではなくて、年明けの週末に一泊で巡検を行いました。
参加者は、稲垣さん、阿部さん、小粥さん、チカノの4名です。
参加予定だった、MASA、アガタさんは各自諸般事情があって、不参加となりました。
骨や生物調査が仕事(趣味?)のメンバー・阿部さんが参加してくれたので、巡検だけでなくて調査合宿の要素も盛り込めました。
いつもは、吉田隊長が合宿リーダーとなって仕切るのですが、吉田隊長が欠席だったので、チカノが企画等仕切りました。

1/5 朝9時、「木つつ木館」集合。全員が予定どおりに集合。
車3台で、林道の終点まで行き、荷物を背負子に積んで入山。12時半ごろ下降開始。
骨と生物採集以外の予定がなく、荷物が少ないのでアプローチ、竪穴部分もラクラク。
いつも過酷な状況でしか霧穴に行ったことのない稲垣さんと私はなんだか調子が狂う。

ABC到着は2時ごろか?(すみません、今回私は何も記録していない)
ABCのブルーシートを用意して、シュラフなどの不要な装備を残して、巡検に出発。
ホールから、トレンチに下りることにした。
予定では6名の参加だったので、もう少し時間がかかると思っていたが、人数が少なくて全員行動が早いので、問題ない。
途中、ホールの天井に2〜3つあるコキクガシラのコロニーをチェック。
1つのコロニーには900頭ほどいる、と阿部さんがカウントしてくれる。
もうひとつのコロニーは大きくてすぐにカウントできないので、写真撮影して後でカウントしてもらうことにした。
今年の霧穴はやけに低い位置にぶら下がる“離れコウモリ”が目に付いた。
今まで霧穴ではコウモリをじっくり観察していなかったが、コキクガシラがほとんどで、キクガシラをたまに見かける程度だった。

トレンチルートはきれいでカッコいいので、初霧穴の小粥さんにぜひ見てもらいたかった。
期待どおりに喜んでくれたので、よかったよかった。
トレンチルート奥の落盤で行き止まりになっているところまで行って、ひととおり見てまわった後、ホールに戻った。
もうひとつ、霧穴の最奥までつながるルートの入り口を見た後でホールをのんびり歩いてABCに戻った。
今年はホールでケイブパールを発見。いびつなケイブパールだけど。

ABCに戻ると9時くらいだったかも。
各自、ケイビングスーツを脱いで、食事をする。
霧穴合宿といえば、夜中まで測量してクタクタでABCに戻るイメージなのだが、巡検だけだとラクラク。
年末年始の疲れを癒すべく、各自早々に寝袋にもぐりこんだ。

1/6 7時半起床。
寝坊したけど、時間はたっぷりあるので大丈夫。
朝食後、ABCを片付ける。
稲垣さんとチカノで、最後のまとめをしている間に、阿部さんはホールでエビ採取。小粥さんはABC裏の水流ルートを見学に。
小粥さん、水流で朝から水に濡れて少し憂鬱そう。

9時半ごろ、洞口の竪穴部下降地点まで戻る。
いったん荷物を置いて、勝迷支洞のグアノの山を見に行く。
グアノは今年も変わらずに山になっているが、コウモリはほとんどいない。

勝迷支洞を一周した後は、出洞開始。
1泊だけでも、洞窟ですごした後は、外の空気が新鮮で爽やかだ。
今年は雪もなく、暖かな日に出洞できて、幸せいっぱい。

レスキュー待機のタタミンに出洞連絡をしたところ、岡山での遭難事故のニュースを聞く。
同時期にケイビングをしていたケイバーの遭難はショックなニュースだ。
今年も無事に霧穴合宿を終われたことに感謝の念を憶えずにいられない。

例年どおり、阿曽の川で装備を洗い、まだ時間が早かったので、阿曽の水穴・風穴と、湧水を見学。
その後は、行きつけの鳥の網焼き屋さんで、ご飯をおかわりして解散しました(6時ごろ)。

2008の霧穴合宿は、大きなイベントはありませんでしたが、阿部さんに骨と生物を採集してもらえたことは収穫でした。
阿部さんの目線でコウモリや骨に注意して見ると、洞窟はやっぱり不思議なところだと再認識できました。
また、小粥さんに霧穴に入ってもらって、多少なりとも内部を把握してもらったことで、レスキュー時など頼れる人が増やせたのもよかった。
小粥さんは昨年の霧穴合宿の直前に怪我をして不参加だったので、一年ごしの霧穴合宿でした。
登山やクライミングの経験は豊富な方ですが、霧穴のような大洞窟は初めてらしく、初々しく感激してくれたので嬉しかったです。
霧穴はJETの重要な洞窟のひとつなので、少しずつでも継続して調査を進めて、報告書の作成につなげられたらいいと思います。

ヨコエビ採集中 離れコウモリ ABCの洗濯ロープにもコウモリ ホールのコロニー中サイズ 骨を見つけては立ち止まる阿部さん
初めての霧穴を喜ぶ小粥さん いびつなケイブパール ABCでくつろぐみんな 出洞。天気良好
記入者 チカノ

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