J. E. T 活 動 記 録
2008年12月 7日記

活動名 岡山遠征 in 阿哲台
活動内容 洞窟界のディズニーランドをファンケイビングしよう
入洞洞窟 牛追い小屋の穴、本小屋の穴
場 所 岡山県新見市草間岩中地区
日 程 2008/11/14〜16
参加者 JET 吉田、チカノ、MASA、吉本、にしやん  京都大学探検部 阿辻くん、ホセ
使用車両 MASA号(CR−V)にしやん号(ランクス)
会 計 各自
洞窟会のディズニーランドのような素敵な場所へ行こう!
まさやんの呼びかけから始まった今回の企画
開催の1週間前の時点ではこちらからは吉田隊長が電車で滋賀へ向かい合流する予定であったが
ハウスでの「ここの洞窟には行っておかないと勿体ない!」という吉田隊長の囁きに
チカノさんと自分も参加することを決意するが
まさやんに急遽連絡を取ると行動計画書は関係各所に提出済みとのこと
計画書の変更と申請を何とかお願いして参加できることとなった

14日は仕事を終えると本部に吉田隊長、チカノさんと合流して
予定通り20:00に多賀にてまさやんと合流、
京都組とも合流して一路、岡山へ
今回の宿泊地の岩中作業所は寒い、汚いと事前に話しは聞いてはいたが
作業所というくらいだからまあこんなもんだろうと
ただ、常備されていた畳には吉田隊長、チカノさん、自分は使用をせず・・・
そんな中でも一番綺麗な畳をチョイスしたまさやん
今にも肥やしになりそうな畳を何故か選ぶ吉本さん
こんなところにその人の性格が現れるといったところか!?

1日目は牛追い小屋の穴へ入洞
洞口までのアプローチと洞内の前半部分は長靴が浸かりそうな水流を抜けて
中盤からは泥の堆積が増えて、泥のホールと呼ばれる場所では
みんな全身泥パックさながらの状態に
後半部分はさらに狭さが増して最終目的地にしていたホールを探すも
発見することはできなかった
帰りは水流部分で泥を洗濯しつつ出洞をして
少し遅い昼食と温かいレモンティーを飲んで冷えた体を温めた
そして夕食は吉田隊長が以前の岡山遠征の時に食べて忘れられないという
おでんを食べに広島県にある香川飲食店へと向かった
ここのおでんはかんとう煮と呼ばれるもので
店の佇まい(創業50年以上の老舗)と同様にかなり年期の入った鍋に
真っ黒な煮汁にじっくりと煮られている
ここでは自家製の唐辛子醤油を付けて食べるのがポイントということらしい
店主とその奥さんからは地元の歴史や成り立ちを伺って
地元愛がひしひしと伝わってくるというくらいに話も長かった!

2日目は本小屋の穴へ
幅の広い水流部分を抜けてやがて本日の一番の注意ポイント、股裂きに到着
ここからは3段フローストーンと呼ばれる場所や
数十mほど続くクラックをチムニーを駆使して進むこととなる
やがて難産と呼ばれる場所へ到着するとあまりの狭さに
ホセは入る覚悟がなかなかつかない模様・・・
そこを抜けると再び水流部に抜けて達磨と呼ばれる場所へ行き
今回は要所要所で簡易ビレイを取りながら進むことになったので
出洞予定時間の関係からここで引き返すことに
難産へ再び戻ると行きは滑るように抜けたから案外と楽に通れたが
戻りではなかなか苦労をすることになり
なるほど、これが難産と呼ばれる所以かと納得をした
その後、トレーニングルームやウェディングケーキといったポイントのある
支道方面の探検も計画していたが予想以上の険しい行程に
出洞予定時間を過ぎてしまうということで諦めることとなった
今回はオプションで日め坂鐘乳穴へ行く計画もされていたが
やはりこちらも時間の関係で中止となった

今回の岡山遠征ではやりきれずに終わってしまった所もあったので
また次回の課題として再び阿哲台を訪れたいと思う


本日の宿、岩中作業所 泥合戦をして 水流を抜けて 泥んこを洗濯 吉田隊長、お勧め
かんとう煮
自然の造形美にうっとり 三段フローストーン登攀 はい、チーズ!
記入者 西森

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