J. E. T 活 動 記 録
2005年 10月 11日記

活動名 SRT実習inイラバタの穴
活動内容 SRT実習
入洞洞窟 イラバタの穴
場 所 岐阜県山県市
日 程 2005/10/9(Sun)
参加者 稲垣、青柳(美)、日置、宮本、チカノ
使用車両 青柳号、日置号、宮本号
会 計 交通費(各700円)、昼食代・各自
JETハウスの横に、竪穴訓練施設「ひゅーすとん」を建設してから、メンバーのSRT習得率は飛躍的に伸びた。
05年度の新メンバー6名のうち、4名がSRTの練習に参加した。その場所に行けば、すぐにSRTをはじめられる利便性がSRTへの間口を広げたことは間違いない。しかし、「ひゅーすとん」での練習を卒業するメンバーはそのうちの半分以下である。何のためにSRTを練習するのか、目的があいまいなままでは、次のステップへは進みにくい。実際にSRTを使って洞窟へ行くきっかけをつかむには、「ひゅーすとん」での練習を始めたときよりも強い熱意が必要で、その熱意は洞窟へ行く本人だけが育てることができる。「ひゅーすとん」を卒業して本当の竪穴へ行くまでは、SRTを本当にはじめたとは言えない。

イラバタの穴は、4ピッチ約60mの竪穴で、トラバースやリビレイ通過、狭い竪穴の練習ができることに加えて、リビレイポイントの足場が安定していて、一番心配なリビレイ通過を経験者がチェックしてあげることができるので、JETの竪穴デビューに必ずと言ってよいほど使われている。しかし、ピッチが長いので、のんびりペースのJETは、下山が夜になってしまうことが多かったので、今回はSRT実習という目的に加えて、時間通りに行動することを念頭において活動に臨んでもらった。事前のスケジュールは以下のとおり。

◆10/9(日)
6時15分 JETバー集合(稲垣、宮本、チカノ)
6時半 JETバー出発
8時 JETハウスにて軽く朝食・準備(青柳(美)、さやぶぅ合流)

8時20分 JETハウス出発
9時15分 洞口到着→リギング開始
  洞底到着したら順次ランチ
  洞底を見学後、上る。
16時 全員出洞(撤収はすばやく)
17時 下山(JETハウス)

19時 出洞連絡

集合はだいたい予定どおりだったが、JETハウスから山に上るまで、その後洞口に到着するまでに時間がかかった。しかし、出洞はほとんど予定どおりで優秀だった。SRT初心者が多いことから、時間的に余裕をもって進めたことがよかったと思う。参加者は大きなトラブルなく下り上りをすませ、安定したSRTデビューを果たした。初めての洞窟ということで、洞底の探検も楽しんだと思う。

6時15分 JETバー集合。宮本が前の週に珊瑚洞で撮影したビデオの編集を済ませたDVDを持参し、ちらっと見た。ほとんど時間どおりに出発して、JETハウスに到着。すでに青柳(美)は到着していた。宮本と青柳は初対面だったので、紹介などしていると日置到着。準備に時間がかかり、JETハウスを出発したのが9時ごろだった。山を登り始めてから15分程度で休憩ポイントの鉄塔に到着した。と、思ったがそれは先頭の二名だけだった。後続が休憩ポイントに到着して、しばらくしてから時間を見るのをやめたのでこのあたりの時間はあいまい。ゆっくり休憩して、のこりのアプローチを進む。洞口までの道は、中部電力の管理用の道だが、ヤブがきれいに刈られていて、景色が違ったので洞口まで少し迷った。チカノが先にリギングポイントに到着したので、すぐにハーネスをつけてリギングを開始。そのまま下降しようとしたが、稲垣顧問にラストで下降することを勧められたので、リギングを稲垣顧問にお願いして、全員が下降するのを確認した。だいたい下降を始めたのが11時くらいだった。
今回の竪穴デビューは、青柳(美)と宮本。日置はイラバタが二回目なので、それぞれ技術的には問題ないはず。今回は、チームで竪穴を降りるときのルール(声かけ、退避、時間調整など)と、絶対的に時間がかかることを理解してもらい、「ひゅーすとん」との違いを実感してもらうことが一番の目的だった。宮本は最初から洞内でのビデオ撮影を目的にしているので、自分でカメラを持参して、自分の課題に挑戦していた。
洞底で昼食を食べたのが1時ごろで、初めての3人には最底部の水流を見に行ってもらって、稲垣顧問にはすぐに上り始めてもらう。帰りを急ぐと思われる青柳(美)さんに続いて上り始めてもらう。その後、日置→宮本→チカノ(撤収)と続いた。予定どおり16時には全員出洞していた。
下山も問題なく、完了。この日はヒルがいたので、みんな着替えまでそわそわと落ち着かない。
JETハウスまで歩いて戻り、ヒルチェック。みんな数頭のヒルを見かけたし、吸血された人もいた。
着替えもそこそこに、ロープや装備を洗い、片付けを手伝ってもらう。初心者は装備の片付けまでたどり着かずに帰ってしまうことが多いので、片付けまでをみんなで済ませることができたのもよい練習だった。ロープウォッシャーが見つからずに、持って来なかったので洗うのは大変だった。

日置は昨年の竪穴デビューから1年が過ぎているが、前の週のSRT練習からイラバタの穴での実習とテンポよく進んでいるので、このまま経験を積んで、活動の幅を広げてもらいたい。
青柳(美)はSRTは初心者だが、登山やケイビングの経験は豊富なので、同行者としては安心できる。

本日のイラバタチーム いつもの休憩ポイント 苦労の末に洞口到着 洞口上部からリギング 1ピッチ下降したところ
記入者 チカノ(文)・宮本(写真)

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