J. E. T 活 動 記 録
2005年 12月 17日記

活動名 峰山洞窟めぐり
活動内容 峰山の石灰岩地帯を歩き、該当地域の洞窟を巡る
入洞洞窟 けんじ洞、雨乞いの穴
場 所 岐阜県山県市
日 程 2005/11/27
参加者 稲垣、柏木、日置、宮本、チカノ
使用車両 稲垣号、柏木号、宮本号
会 計 食事・交通費(各自)
集合は27日夜、JETハウス。日置、宮本は夜10時ごろに来るとのことだった。日置が餃子を差し入れるというので、稲垣と柏木は「餃子を食べるまでは寝ない」とがんばっていたが、10時を少しすぎると二人とも動かなくなっていた。結局、日置と宮本が到着したのは、夜中を過ぎていたようだ。餃子はみんなで朝ごはんにいただいたが、にんにくたっぷりで美味しかった。日置はつらいことがあるといつも100個の餃子を作って心を落ち着けるらしい。
朝6時半ごろ、起床したものから各自朝食を食べ始める。7時に出発予定だったが、みんなでまったりと朝食を楽しんだため、出発は8時40分になった。
JETハウスから西洞林道へ向かい、湧水や洞窟のあるポイントを見ながらゆっくりと進んだ。いつも車を停める林道途中の廃墟は母屋が撤去されて、小さな庵が作られていて「峠の我が家」と看板が掲げられていた。週末に遊びにくるようで、バーベキューのコンロが残されていた。「峠の我が家」の横に車を置かせてもらって、林道から峰山の山道に入っていった。今日も日置はビデオカメラと個人装備を背負子で背負い、「訓練だから」と笑顔で山を歩いていた。霧穴合宿が近いのは間違いないが、そこまで切羽詰って参加する人を今まで見たことはない。
まずはマイコミの竪穴の洞口を見学し、その後、今はふさがっている土の鼓の穴を見学に行く。沢の途中で直径2mくらいの陥没ができていた。今まで何度もこの沢は歩いたが、このような陥没は無かったので、新しくできたものだろう。私が下降して覗かせてもらったが、奥はふさがっていた。もう少ししたらまた陥没が進むかもしれないので、そのときを楽しみにして、先を急ぎ、土の鼓の穴を見に行った。土の鼓の穴も、前に見たときよりも少し広がっていて、もう少ししたら下に降りられそうな感じだった。この沢を歩いている間に、イノシシの威嚇音が聞こえ始めて、みんな怯えはじめた。
沢を登って、尾根に出て、尾根を越えたところにあるドリーネに入っていくと、昔JETメンバーのジミーがディギングしたという穴を確認した。今まで知らなかったが、ジミーの穴(仮称)のすぐ横がイノシシのぬた場(お風呂場?)になっている。イノシシの通り道もくっきり分かるほどに付いている。もちろんそこでもイノシシの威嚇音が頻繁に聞こえてきて、私たちが歩くのについて来ているようだった。
みんなで怯えながら、次の洞窟「雨乞いの穴」に向かった。途中に、2mほどという洞窟がひとつあったが、早速入ろうとした誰かが岩を崩してふさいでしまった。なんということだ。
「雨乞いの穴」はジミーの穴の隣のドリーネにあるが、少しわかりにくいので、迷ったが、無事に見つかった。すでに正午を過ぎていたので、入洞の前にランチを食べたが、そのころにはすっかり雲行きが怪しくなってきて、小雨がパラつくようになっていた。この「雨乞いの穴」は昔の人が雨乞いのために梵字を書いた石を投げ込んで祈祷したといういわくつきの穴で、洞口には「八大竜王」とかかれた小さな石碑も立っているのだ。私たちが穴に近づくにつれて、空が暗くなっていき、昔の言い伝えも真実味を帯びてきたので、一応洞口に向かって「雨は要りません!」と断りを入れておいた。
2ピッチで20m弱の竪穴。1時すぎから入洞開始して、2時ごろには全員が下降していた。稲垣さんは近くにある「龍峰洞」のGPSポイントを取りに行ったので、この穴には入らなかった。洞床には、竪穴にはつき物の、動物やカエルの骨がたくさんあって、今骨ブームの柏木隊員がせっせと採取する。過激に洞窟ブームの宮本が風の流れがある摂理沿いに洞床の低い方向をディギングし始め、また骨をたくさん発見した。気がつくと、2mx3m程度の狭い洞床で全員が這いつくばり、骨を探しながら1時間以上もすごしていた。あまり長居していると帰りの山道が暗くなるので、気が済んだ人から出洞した。稲垣さんもちょうど龍峰洞から帰ってきたので、全員そろってから下山をはじめた。4時ごろから下山をはじめて、5時に林道に戻るころには日が沈もうとしていた。また西洞林道を車で走り、JETハウスまで戻り、装備を片付けてから解散した。
実際に入った洞窟はひとつだったが、たくさんの洞窟を巡って、なかなか楽しい一日だった。それにしても、柏木隊員が一日中ものすごいギャグセンスとユーモアセンスを披露してくれて、みんなを楽しませてくれたのが印象的だった。


この日発見された、陥没。けんじ洞(仮称)。稲垣スケッチ。
記入者 チカノ

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